
JR網干駅の南方に有る幼稚園と併設された小学校です。例年より随分早い梅雨明けや持続的なコロナ感染症、連日の猛暑日での熱中症と中々環境面においては厳しい状況が続いていますが、子供が中学受験を控えているので、少し落ち着いた環境になって欲しいと切に願っています。中学受験は義務教育期間内に行われる試験の為、一発勝負で再チャレンジ出来ません。その意味では、大学受験と比べ非常に厳しい受験だと思います。この一発勝負…スポーツの試合やお稽古ごとの発表会など、ここぞという勝負どころについては、誰しも経験する機会はあると思います。そのような勝負どころで普段通りの力を出し切る事は中々難しく、どうしてもプレッシャーを感じ緊張してしまいます。何としても結果を出したいと思えば思う程、思い通りに行かず持てる力を十分に出し切れずにその勝負どころを終えてしまう人も多いと思います。その一方、そういった場面でも堂々と力を発揮出来る勝負強さを持った人も居て、この差は一体何処に有るのか?おそらく良い意味で『開き直る』事が必要と感じます。色々沢山の事を考えてしまうと、自分自身が重要な状況に有る事を意識させてしまい、どうしても緊張感が増してしまいます。余計な事を考えず、目の前の事だけに集中出来るかが良い意味で『開き直る』という事です。この事は、自分自身の力でどれだけ準備をしてきたかが重要になります。普段から自分で決めた事をきっちりやり続けるといった、自分自身に対して妥協の無い努力の質や量が自信となり、ここ一番の勝負どころで精神的な支えになるのだと思います。人の目ならごまかせても自分自身はごまかせません。多くの知識や技術を習得するだけでなく、勝負強さも身に付けるには、自信を持って「これだけやってきたんだから絶対大丈夫だ」と言い切れる状況を作る事が出来るかどうかにかかっています。「勝負は、勝負する前にほぼ決まっている」という言葉がありますが、まさにそうだと思います。中学受験に際し、我が子には自分に厳しく日々の鍛練を存分に行う事が出来るように、見守り続けていきたいと思います。