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小学校の教科課程/理科/ホームメイト
小学校で習う理科の教育目標や授業内容はどんなものでしょうか。学習指導要領などを元にまとめました。
理科の学習目標

理科の基本方針は、子どもが知的好奇心や探究心をもって自然に親しむこと。さらに、目的意識をもった観察・実験を実施することで、科学的に調べる能力や態度を育てるとともに、科学的な見方や考え方を養う、というもの。また、理科学習における基礎的・基本的な知識や技能は実生活における論理的な思考力の基盤になります。科学技術の進展に伴い理数教育の国際的な通用性も重視されています。
このため、科学的な概念の理解などの基本的な知識・技能の確実な定着を図る観点から、次のような概念の理解が目標になります。
- エネルギー
- 粒子
- 生命
- 地球
主に小学校では、身近な自然について子ども自らが問題を見出し、見通しをもった観点から実験をすることで問題解決の能力を育みます。さらに、自然環境や生命を尊重する態度や科学的に探求する態度を育て、科学的な見方や考え方を養うことを目指します。
「自然に親しむ」とは
理科の学習は、まず自然に親しむことから始まります。子どもが関心や意欲をもって関わることにより、自ら問題を見出し、以降の学習活動の基盤を作ることを目標としています。
大切なのは、子どもが問題に対して予想や仮説を考え、それらを基にして観察・実験などの計画や方法を工夫して考えること。小学校の理科では観察・実験に加えて栽培や飼育といった活動が含まれ、そうして自然に親しみながら「問題を見出す→予想・仮説を立てる→観察・実験を行なう→結果を整理し結論を得る→科学的な見方・考え方を養う」ことを身に付けます。
学年に応じた授業内容

授業の領域構成としては、「生命・地球」、「物質・エネルギー」の2つに区分されます。学年別の授業内容は、1・2年生は自然にふれることを中心にし、3年生から本格的な理科を学びます。
- 3年生の学習内容
- 主に以下の項目について学び、目盛りの読み方や道具を用いた実験などが行なわれます。
- 植物の成長と体のつくり
- 昆虫の成長と体のつくり
- 乾電池と豆電池
- 磁石の極と鉄との関係
- 太陽と影など
- 4年生の学習内容
- 主に以下の項目について学び、動植物に対しての観察眼を養うとともに、電池のしくみや物質について学びます。
- 季節と動植物
- 電池の働き
- 物質理科
- 星座
- 月
- 温度と水の変化など
- 5年生の学習内容
- 主に以下の項目について学びます。学習内容がさらに幅広くなっていきます。
- 植物の発芽から結実まで
- 日本の天気
- 生命の誕生
- 流れる水の力
- おもりと振り子
- 電磁石の性質など
- 6年生の学習内容
- 中学校での授業との接続を重視し、以下のような項目を学ぶ授業が行なわれます。
- 空気と物の燃え方
- 動植物の体と働き
- 生物と環境
- 水溶液
- 大地と地層
- 太陽と月の形
- 電磁石の働きと電気の利用
理科の学習法

何より興味を持つことが大切とされています。学校の授業や実験に取り組むことはもちろん、日常生活の中でも自然とのふれ合いの中で疑問や発見を体感することが重要です。
学校でのプリントを使って授業内容を復習する他、天体観測などの自宅でできる観察に関しては、家族で楽しみながら興味を持たせるのも良い方法です。
