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世界の初等教育/アメリカ



アメリカの初等教育はどのようなものでしょうか。教科書、宿題など子どもたちの日常の勉強などから特徴をご紹介します。

アメリカの初等教育の概要

アメリカの初等教育の概要

原則6歳で初等教育である小学校へ入学します。近年では、毎年約370万人の子どもが入学しています。多くの地域に小学校付属の幼稚園や私立幼稚園があり、とくに小学校併設の幼稚園での教育は「小学校0年生」ともいえるような内容となっています。

また、義務教育や初等教育の州や地域により異なる点もポイント。幼稚園が義務教育で、小学校が6年制の学区なら初等教育は7年間。幼稚園は義務教育ではなく、6年生から中学に進む学区では初等教育は5年間。飛び級が許される場合は更に短くなります。

環境も日本の小学校とは異なり、教室間は壁でなくアコーディオンカーテンなどで仕切られているため、隣のクラスと合同で授業を行なうなど、合同学習に取り組む例も多く見られます。

学級定員数も各州に裁量権があり、例えば、カリフォルニア州では州法によりクラスの規模が上限20名。日本の一般的な教室に比べ、ゆったりとスペースが利用されています。

特徴

特徴

アメリカではしばしば子どもの保護者に対し、ボランティアで授業のアシスタントを要求することがあります。ボランティアの内容としては、授業の問題プリントが解けない子どもを個別指導する、宿題を子どもの持ち帰り用バインダーにセットする、遠足の際に付き添いをするなどの活動が挙げられます。

また、アメリカでは公立校・私立校に加えてホームスクーリングも合法なため、家庭の事情や方針によってホームスクーリングで学ぶ子どもも多くいます。

学校での授業は、ほとんどにおいて先生が一方的に進めるのではなく、子どもに「やらせてみる」というスタンスを取っています。これによって子どもが自ら学ぶ意欲を育むことができます。学校によってはパソコンを使った授業は1年生からスタートしており、これからの時代に書かせないITスキルを幼いうちから学んでいます。

さらに、年齢よりもその子どもに合った学力が重視されるため、アメリカでは小学校でも留年があり、先生が子どもの学習レベルが一定に達していないと判断した場合はその学年を再度繰り返さなければなりません。留年だけでなく飛び級制度もあるため、学年終了時の通知表には「来年おすすめの学年」も明記されています。

教科書と宿題

教科書と宿題

アメリカでは日本ほど学習塾文化が発達しておらず、保護者も「学校の勉強をしっかりやっていれば十分。勉強以外にも子どもの内は色々なことを経験させてあげたい」という考え方をもつ人が多数を占めるといわれます。その代わりに保護者は学校教育に積極的に参加し、意見します。

また、アメリカの学校は宿題が多く、小学校で出される宿題でも内容が高度です。理科や社会のプロジェクトなどは引用文献までしっかりと提示しなくてはなりません。

教科書に関しては、低学年の場合はほとんど使わず、ノートもなく先生が用意したプリント類で勉強するのが中心です。

上級生になると教科書を使いますが、日本のように私物として使用するのではなく、学校から「レンタルする」という形を取ります。そのため教科書を自宅に持って帰る必要はありません。

なお、アメリカの小学校の夏休みは約3ヵ月あり、秋学期制で学年が変わるため、夏休みに宿題が出ることはあまりないようです。

動物イラスト