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小学校におけるPTAの現状と今後



様々な社会変化がある中、PTAを取り巻く現状にもいくつかの課題がみられます。PTAの現状と今後の見解などをまとめました。

PTAの課題

PTAの課題

1946年(昭和21年)に始まった日本のPTA活動。現在はほとんどの学校でPTAが組織され、地域によっては都道府県や市町村単位の連合組織も結成されています。近年ではPTAに「Children(子ども)」や「Student(生徒)」を加えたPTCAやPTSAなどもみられます。こうした普及の一方で、様々な課題も抱えています。

課題1:一部の会員に偏らないように

課題1:一部の会員に偏らないように

自営業者が減り、男女共同参画社会が進んだことで、参加できる会員が限られ、役員や委員の担い手が少なくなっています。一部の会員の負担が重くなったり、一部の人で会を動かす状態が続いたりすることがあります。これでは、民主的な団体としてのPTAの存在意義が薄れます。また、少子化により、ひとりの保護者が役員を数回担うことになる学校もあります。

負担が偏らないように、より多くの人が参加しやすい組織を目指すために、夜間や休日の活動を増やすなど時間帯の工夫がみられます。全会員が楽しく継続しやすい親睦会レクレーション活動を盛り込むことも有効といえそうです。

課題2:当事者意識や能力をアップさせる

課題2:当事者意識や能力をアップさせる

PTAは多忙な保護者と先生の集まり。そのため、日常的な活動の継続が難しく、会員の当事者意識が薄いことが挙げられます。

そこで、当事者意識を高めるため、会員のニーズに合った活動を企画することが必要です。その際のポイントは、アンケートや少人数での話し合いなどで会員の意識を把握すること。自分が求めている活動なら、興味をもって意欲的に参加できるものです。また、役員は広報誌などを使って、日ごろから子どもや地域のことなどを問題提起することも重要。他校のPTAと情報交換をして、役員が当事者能力を高めて会員に伝えることで活動の意味や必要性を感じられるよう促すと良いでしょう。

課題3:先生と保護者が対等であるように

課題3:先生と保護者が対等であるように

本来、PTAはその構成員である先生と保護者が対等の関係。しかし、先生は教育の専門家で、保護者はそうではないという点からその関係が保ちにくい、という実態があります。

そこで、教育をする権利は親にあり、学校に託しているのだという責任感を持ち、先生へ様々な意見質問を提出する姿勢も大切です。ただし、先生を責めるだけではなく、「子どもの健全な成長を図る」という目的を共有していることを忘れないようにしましょう。先生は専門家として、説明責任を果たし、保護者からの意見や要求を貴重な情報としてとらえ、応えることで専門家としての資質の向上が目指せます。

PTAの将来

PTAの将来

上記の課題に加え、社会変化への対応も重要です。科学技術の高度化、情報化、国際化、高齢化、環境問題といった家庭や地域では様々な社会変化が起こっています。

とくに学校週5日制により、地域や家庭での子どもの生活の比重が増しています。また、少子社会において子どもの社会性を伸ばすためには、地域での様々な人との交流することが重要でしょう。PTAはそのきっかけづくりや環境整備、学校・家庭・地域の連携を図る架け橋として、今後ますます大きな役割を果たすことが求められるでしょう。

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