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小学校のいじめ問題



いじめはどんな学校でも起こる可能性があります。さらに、どの子どもも加害者や被害者になりえるということが近年の調査結果から分かっています。それでも放置しておいてはいけないいじめ問題について、原因や対策についてまとめました。

いじめの原因とサイン

いじめの原因とサイン

国立教育政策研究所による2007年(平成19年)度から2009年(平成22年)度のいじめ追跡調査によると、小学校の6年間で小学生の9割がいじめの被害または加害経験があると分かりました。いじめの内容は陰口や仲間はずれから、インターネット上によるものまで様々です。

いじめの原因の一般的なものについて、2003年(平成15年)に文部科学省が作成した「いじめへの対応のヒント」では次のように挙げています。

いじめの原因と背景

いじめの原因と背景

子ども自身の問題として、対人関係の不得手、表面的な友人関係、欲求不満耐性や思いやりの欠如、満足感を得る機会の減少、進学ストレス、将来の目標の喪失など。

家庭の問題として、核家族や少子家庭の増加による人間関係スキルの未熟になっていることや、親の過保護・過干渉により、欲求不満耐性の習得が不十分であること。親の価値観の多様化による協調性・思いやりの欠如や、規範意識の欠如など。

学校の問題として、教師のいじめに対する認識不足、教師と生徒の交流不足、差別構造を生みやすい知識偏重など偏った価値観、過度な締め付けなどにより、弱い立場の人間をいじめることでストレスを発散しているようです。

いじめのサイン

いじめのサイン

表情や態度:沈んだ表情。口を利きたがらない。わざとはしゃぐ。ぼんやりした状態でいる。視線を合わせるのを嫌うなど。

服装:シャツやズボンが破れている。ボタンが取れている。服に靴の跡がついているなど。

身体:顔や身体に傷やあざができている。マジックで体へのいたずら書き。登校時に体の不調を訴える。顔がむくむ、青白いなど

行動:ぽつんと1人でいることが多い。急な学習意欲の低下。忘れ物が多くなる。特定のグループと行動するようになる。使い走りをさせられる。プロレスの技を仕掛けられるなど

持ち物:物がしばしば隠される、落書きされる。必要以上のお金を持っているなど

周囲の様子:人格を無視したあだ名を付けられる。よくからかわれたり無視されたりする。発言に爆笑が起きるなど

いじめの対策

いじめの対策

先述の「いじめへの対応のヒント」では、学校現場でのいじめ対策について、スクールカウンセラーや教職員が連携して活動するのが原則としています。いじめの当事者を含めた集団全体への働きかけや、「いじめは許さない」という断固とした大人の態度を示すことが必要です。基本はいじめの加害者、被害者双方の話をよく聞き、事実確認をすること。さらに、双方の保護者にも協力を求めたり、集団指導や保護者会を実施したりします。ケガや経済的被害を繰り返す違法行為があるなど、場合によっては、警察や児童相談所と連携します。

いじめ防止対策推進法

いじめ防止対策推進法

国や地方公共団体などの責務を明らかにし、いじめ防止対策の基本を示すために、2013年(平成25年)9月29日には政府が「いじめ防止対策推進法」を施行。子どもに対してはいじめ禁止を、学校や地方公共団体はいじめ防止のための対策措置をとることを、いじめ加害者の保護者には監督責務があることを法律として規定しました。

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