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小学校における不登校の対策法



様々な要因から子どもが不登校という状況になってしまうことがあります。そうしたとき、学校や保護者としてはどうすれば良いのでしょうか。文部科学省がまとめた基本的な考え方を、同省の報告書から抜粋してご紹介します。

不登校への対策

不登校への対策

2003年(平成15年)に文部科学省が「今後の不登校への対応の在り方について」との報告書をまとました。不登校に対する対策や考え方を以下のように提言しています。

不登校に対応する上で持つべき基本姿勢

不登校に対応する上で持つべき基本姿勢
  • 不登校は、どの子どもにも起こりうる問題としてとらえ、保護者や先生、教育委員会など関係者は本人への理解を深めましょう。また、不登校の状況が続くことは、本人の進路や社会的自立のために望ましいことではありません。その対策の検討が重要である、という認識を持ちましょう。
  • 不登校は教育の問題だけでなく、その要因・背景が多様です。それでもなお、教育が子どもに対して果たせる役割が大きいことに着目し、先生、教育委員会など関係者が家庭と協力して状況の改善を図ることが大切です。

不登校に対する基本的な5つの考え方

不登校に対する基本的な5つの考え方
  1. 将来の社会的自立に向けた支援の視点:不登校を「心の問題」だけでなく、「進路の問題」としてとらえて指導や相談、学習支援、情報提供などの対応をする。
  2. 連携ネットワークによる支援:学校、家庭、地域が連携協力して、子どもがどのような状態にあって、どのような支援を必要としているのか正しく見極める。民間施設やNPOなどとも積極的に連携し、相互に協力・補完し合うこと。
  3. 将来の社会的自立のための学校教育の意義・役割:小・中学校は子どもみんなが学校に楽しく通えるよう、学校教育の一層の充実を図る。
  4. 働きかけることや関わりを持つことの重要性:ただ待つだけでは状況の改善にならないと認識する。状況を理解し、必要な支援を行なおうとする姿勢が大切。
  5. 保護者の役割と家庭への支援:不登校となった子どもに保護者が適切に役割を果たせるよう、家庭へも働きかけや支援を行なう。

学校における取り組みの指針

学校における取り組みの指針

学校においては、子どもが通いたくなる魅力ある学校づくりをすることと、不登校の状況に対する個別の取り組みの両面が必要になります。

魅力ある学校づくりをする取り組みとしては、授業の充実、開かれた学校づくり、一人ひとりの個性を意識したきめ細かい指導、学ぶ意欲の育成、いじめや暴力を許さない学級づくり、など。

個別の取り組みとしては、養護教員やスクールカウンセラーなどを含む全教職員の密な連携、コーディネーター的な役割を果たす教員の決定、子どもに対する共感的理解の姿勢など。初期判断を誤らないよう、精神医学や学習障害、注意欠陥、多動性障害(ADHD)、児童虐待の早期発見、ひきこもりなどに関する基礎知識を身につけておくことも大切です。

また、情報共有のための個別指導記録の作成、家庭訪問などによる子どもや家庭への適切な働きかけ、関わりを持ち続けるよう努める、再登校をしてきた場合には温かく自然な形で迎え入れられるよう配慮する、といった取り組みも有効。いじめなどが原因で不登校となっている場合には、柔軟な学級替えや転校、学習の補充指導などの措置も必要です。

動物イラスト