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小学校のボランティア活動



ボランティア活動は小学校の教育課程のひとつです。教育課程におけるボランティアの考え方と、実践例をまとめました。

教育課程にあるボランティア活動の考え方

教育課程にあるボランティア活動の考え方

ボランティアの教育的な意義が注目されたのは、1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災から。以来、支援の対象となる人々の暮らしに貢献するだけではなく、活動した人自身の成長・発達を促すとの考え方が広まりました。1998年(平成10年)の学習指導要領にも初めて「ボランティア」という言葉が登場し、色々な活動が学校で実践されるようになりました。

道徳や総合的な学習の時間で取り扱う

道徳や総合的な学習の時間で取り扱う

2008年(平成20年)改定の学習指導要領では、ボランティア活動は主に道徳や「総合的な学習の時間」内に取り扱うとしています。道徳教育の中では「家庭や地域社会との連携」によるボランティア活動を通して、「道徳性の育成」を図るよう示唆。総合的な学習の時間では、「体験的学習」や「問題解決的な学習」ができるものの1つとして、ボランティア活動を挙げています。

学校教育と社会教育の連携

学校教育と社会教育の連携

学校教育法では2001年(平成13年)7月の一部改定により、学校教育と社会教育の相互連携で体験活動の充実を規定。同時に、社会教育法が改正され、第5条にてボランティア活動など「体験活動の機会を提供する事業の実施とその奨励」を地方公共団体に促しています。

法令・省令による考え方

法令・省令による考え方

文部科学省の2001年(平成13年)度「文部科学白書」では、第2部第6節にて、学校におけるボランティア活動の成果を紹介しています。白書では、地域の清掃活動、高齢者福祉施設におけるボランティア活動などで、次の3点が育める、とあります。

  • 他人を思いやる心
  • 生活体験が希薄化している子どもたちに勤労の尊さの認識
  • 社会に奉仕する精神

ボランティアとは自分の意志で行なうという特性もあるため、学校の教育課程に組み込むことに異論を唱える声もあります。しかし、それをふまえた上で、子どもたちにぜひボランティア活動を体験してほしい、というのが現在の考え方といえそうです。

体験活動事例

体験活動事例

全国体験活動ボランティア活動総合推進センターによる2007年(平成19年)の事例集から例をご紹介します。地域の推進センターなどの協力のもと、地域社会と連携することがカギとなっているようです。

ボランティア活動の事例

子どもたちが主体、先生がサポート役となって活動した実践例です。

  • イベントの準備…毎年7月に七夕祭を行なっている地域で、会場となる公園の清掃作業、草刈りなどを実施。(北海道登別市)
  • イベント運営のお手伝い…夏祭りや秋祭りでクリーンスタッフとしてゴミの分別回収の呼び掛け。(山口県周南市)
  • 農作物の栽培・配布…サツマイモを栽培し、収穫物を高齢者に配布。農地は体験用に地域住民が提供してくれたもので、栽培は地域の熟練の農家が指導。(群馬県板倉町)
  • 落ち葉のお届け…落ち葉を集めて、堆肥作りを行なう農家へ届ける。受け入れ先はあらかじめ地域の農家と相談済みのもとで実行。(東京都小平市)
動物イラスト