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小学校の特別支援学級とは



日本では、障害のある子どもの自立や社会参加に向け、その持てる力を高めるために適切な指導及び支援を行なう「特別支援教育」制度が整えられています。「特別支援学級」と「特別支援学校」があります。このうち、特別支援学級は通常の小学校内にあり、8人を上限とした少人数学級。対象となる障害やその程度、教育課程についてまとめました。

特別支援学級の種類

特別支援学級の種類

対象となる障害は弱視、難聴、知的障害、肢体不自由、病弱・身体虚弱、言語障害、自閉症・情緒障害の7種類。小学校によっては、すべての障害についての支援学級が整えられない場合もあります。

障害の程度が経度であっても、通常の小学校教育では十分な教育効果を上げるのが困難な子どもは就学が検討できます。参考として、学校教育法施行例第1章22条では「視覚障害者等の障害の程度」を以下のように定めています。

  • 弱視:拡大鏡を使っても通常の文字や図形などの視覚認識が困難な程度。
  • 難聴:補聴器を使っても通常の話し声を解することが困難な程度。
  • 知的障害:知的発達の遅滞があり,他人との意思疎通がやや困難。日常生活を営むのに一部援助が必要な程度のもの。
  • 肢体不自由:補装具を使っても歩行や筆記など日常生活における基本的な動作にやや困難がある程度。
  • 病弱・身体虚弱:慢性の呼吸器疾患や、持続的や間欠的なその他の疾患の状態があり、生活の管理や医療が必要をする程度。また、身体虚弱の状態が持続的に生活の管理を必要とする程度。

※以上、学校教育法施行例第22条より抜粋

特別支援学級の教育課程

特別支援学級の教育課程

指導の中心は健康な体づくりや基本的な生活習慣を身に付けること、社会生活に必要な言葉の理解や表現、数量の処理などが挙げられます。

教育課程は小学校の学習指導要領に沿うのが基本。さらに、子どもの能力に応じて、特別支援学校の学習指導要領を参考として特別の教育課程も編成できるようになっています。各教科や道徳、特別活動、総合的な学習の時間の他、「自立活動」という特別の指導領域も設けられています。これは障害に基づく種々の困難を改善したり克服したりするための活動です。

また、障害の状態などに応じて弾力的な教育課程が編成できるようになっています。例えば、各教科や外国語活動の目標や内容に関する事項の一部を取り扱わないことが可能。各教科の学年目標や内容の全部や一部を、前学年のものによって替えることなども認められます。

なお、知的障害者を教育する学校「特別支援学校」においては、知的障害の特徴や学習上の特性などを踏まえた独自の教科や目標や内容が実践されています。

交流及び共同学習

通常の小学校内にある特別支援学級では、どちらの学級に在籍する子どももお互いにコミュニケーションがとれる「交流学級」が活用されています。通常の学級に「交流学級」を設けて、朝礼などではそこで過ごすなどの活動が見られます。係を分担し、高学年になれば児童会やクラブ活動の所属先を決めるといった活動も行なわれます。

動物イラスト