施設検索/ホームメイト・リサーチ

ご希望の小学校情報を無料で検索できます。

ホームメイト小学校リサーチ

小学校情報

小学校の歴史



子どもが学校という枠組みの中で初めて学ぶのが初等教育。いったいどのような変遷があって今に至っているのでしょうか。その歴史を紐解いてみましょう。

1872年(明治5年)。寺子屋から小学校へ

1872年(明治5年)。寺子屋から小学校へ

日本における初等教育の始まりは1872年(明治5年)、「学制」の発布から。学問内容は実学が中心で、いわゆる開明政策の一環でした。

「文部省第三年報」によると、1875年(明治8年)において2万4,303校が開設され、192万8152人の生徒が入学していたとのこと。短期間で急激に小学校制度が整えられた背景には、寺子屋の普及が進んでいたことが大きいといわれています。幕末にはすでに全国に数万の寺子屋が存在していました。

こうして多くの小学校が寺子屋や私塾、郷学校などの庶民教育機関が母体となって誕生しました。中には藩校や武家の教育機関から小学校へと成立したものもあり、これらは程度の高い学校として見られていたようです。ただし、多くの地域では寺子屋が母体の簡易な初等教育機関として発足しました。

明治初期~昭和初期。義務教育制度の変遷

明治初期~昭和初期。義務教育制度の変遷

その後、明治時代のうちに何度も改正が加えられます。1886年(明治19年)の「小学校令」では、小学校を尋常・高等の2段階に分けて各4年制に。このうち、尋常小学校の4年間は「保護者に子どもを就学させる義務がある」と規定。これが「義務教育」の始まりです。その後の法改正などにより、授業料無償、6年制など現在の制度へ近づいていきます。

明治期の初等教育史

明治期の初等教育史
  • 1872年(明治5年)…「学制」。下等小学校、上等小学校が誕生。教育年限は各4年の計8年。授業料は有償。
  • 1879年(明治12年)…「教育令」。教育年限は基本8年で最短規定16ヶ月に。
  • 1880年(明治13年)…「改正教育令」。教育年限は8年だが最短規定3年に。
  • 1886年(明治19年)…「小学校令」。「義務教育」の文言が登場。義務教育は尋常小学校3~4年間と規定。※義務教育の開始年は他説もあり。
  • 1890年(明治23年)…「第2次小学校令」。地方に学校設置を義務化。学校に通学しなくとも、家庭学習により就学義務が果たされるとの規定が登場。
  • 1900年(明治33年)…「第3次小学校令」。義務教育は尋常小学校4年に。授業料が無償になり、通学率が上昇する。
  • 1907年(明治40年)…「第5次小学校令」。義務教育は尋常小学校6年に。
  • 1941年(昭和16年)…「国民学校令」。尋常小学校は「国民学校初等科」となる。同高等科の2年を含めた8年が義務教育に(戦時下の特例で実質は6年)。「第2次小学校令」以来の「学校に通学しなくとも、家庭学習により就学義務が果たされる」との規定がなくなる。

昭和初期~現代

昭和初期~現代

戦後の1947年(昭和22年)、「教育基本法」、「学校教育法」が制定されました。これにより、国民学校初等科は「小学校」に改組されました。小学校6年、中学校3年の9年が義務教育となり、現代まで続いています。各学校の教科で教える内容を示した「学習指導要領」も同時期からスタート。以後、数回の改定が行なわれています。

動物イラスト